ロンドンでの買い漁り 4
市内見学を実施した日のこと、ホテルへの帰途、全員の希望で食料品と飲み物を買い入れるために、市内のセーフウェイというスーパー・マーケットに立ち寄った。
たまたま、装飾品コーナーで10ドル前後の安物の指輪を売っているのに気づいた一人が、B本へ帰った際の顧客へのお土産にと何個もまとめて買おうとしたところ、他の人々もわれもわれもと買い始め、その売り場はさながら日本のデパートの特売場の様相を呈し、店員や周囲の他の買い物客を驚かせた。
さらに彼女らはわれ勝ちにとキャッシャーになだれ込み、その中の数入は先着の買い物客を押し退けるありさまでした。
あげくのはてには、上着を脱ぎ、下着の中から現金を取り出し、周囲のアメリカ人の度胆を抜いてしまった。
漸く一騒動がすんだところで、店のマネージャーがやって来て、引率のリーダーにたいし、キャッシャーで先着の客を押し退けたこと、衆人環視の中で下着を見せるといった非常識な行動を取ったことにたいして厳しい抗議をした。